<2023年8月のひとりごと>
1988年35歳で実業団チームの監督に就任、2007年3月までの19年間務めた。
そしてその年の4月に大阪長居ACの事務局と長距離コーチの任に就き、今年で17年目に入った。
合わせて34年間、陸上のコーチを続けていることになる。
パーシー・セルッティは選手を指導する心得として、次のようなカントの言葉を引用している
「人を教えるにあたって自分は頭の悪い連中をあまりかまっておれない。
馬鹿はいつまで経っても馬鹿なのだから。
頭の良い連中は自分で勉強できるから教える必要はない。
そこで私は中あたりの、並みの連中を教えるだけだ。」
あと何年コーチの仕事を続けられるかは、いつまで健康体でいられるかにかかっている。
市民クラブで専門のコーチが居るチームは殆ど見当たらない。
大阪長居ACでも、たぶん私が最後になるだろう。
カントのように極端なことはできないが、これから先は、私を必要とする選手のために燃え尽くしたい。
以上
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